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渡真利+近藤=ワトスン [映画&ドラマ]

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Title:渡真利+近藤=ワトスン
Category:映画&ドラマ


今年2013年、ここ日本において、
今世紀最高の視聴率を獲得したTVドラマ“半沢直樹”。
このドラマは、一人のバンカー=銀行員の物語の中に“不正を暴く”という推理ファクターを入れ込んだところにヒットの最大要因がある、
と僕は思っている。

推理といえば、好むと好まざるにかかわらず、シャーロック・ホームズ(コナン・ドイル著)の呪縛から逃れることはできないだろう。
100歩譲っても、ミス・マープル(アガサ・クリスティ著)である。

半沢が不正を暴く過程において、二人の同僚は欠くことのできぬ人物だ。
二人とは、同年に入行した渡真利忍と近藤直弼のこと。
渡真利と近藤は、方や情報、方や友情を担っている(もちろん、それだけではないが)。
つまり、ホームズにおけるDr.ワトスンの能力と心情の領域を2分割し、
渡真利と近藤に振り分けたと、半ば強引に規定することも可能だ。

僕は、シャーロッキアン(≒シャーロック・ホームズの狂信的支持者)である。
このワトスンを渡真利と近藤に振り分けた、
2分割のやり方を高く評価するのは、当然の帰結であろう。

タグ:半沢直樹
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